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ホクロ

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 先天的にできやすい体質か

​  紫外線、摩擦などが原因

​☑ 色は黒褐色から茶色まで様々

​☑ 形は平坦から隆起まで様々

​☑ 毛が生えているものもある

黒子(ほくろ)とは「母斑細胞母斑」または「色素性母斑」といわれる黒あざの一種です。表皮内の母斑細胞(メラノサイト)という親細胞が周囲よりも密に集まって、黒褐色~茶色の斑となります。

 

大きいものでは先天的なものが多く、小さいものは紫外線や摩擦などにより後天的に発生します。形態は平らなものから凸があるもの、毛が生えているものと様々です。

 

しみに比べ皮膚の中に根の深いことが多いです。そのため、メスで切除するにしろ、レーザーで削るにしろ、一回でホクロをなくそうとすると凹んだり目立つ傷跡が残ってしまう可能性が高いです。当院では、出来るだけ傷跡にならないようにレーザーで複数回にわたる治療を行います。

 

ほとんどのほくろは良性ですが、まれに悪性腫瘍の場合がございます。数か月での急激な増大、不規則形、出血、潰瘍化、境界不鮮明、色調多彩、拡大等を認めなければ、悪性の可能性が低いと考えてレーザーの治療可能です。 

ただし、疑いがある場合は、生検が必要です。

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ホクロの治療

ほくろの治療では増殖している母斑細胞を除去することが必要です。当院では炭酸ガスレーザーを用いて治療いたします。炭酸ガスレーザーは水分に反応しほくろの組織を蒸発させることができ、盛り上がったほくろもほとんど出血させることなく除去することが可能です。ただし大きいほくろや根の深いほくろの場合は一度に除去すると皮膚の凹みとして残ってしまうことがあります。当院では数回に分けて徐々に取り除いていきます。

また、隆起のない平らなほくろには、Qスイッチヤグレーザーを使用します。このレーザーは真皮(深い層)の色素を破壊しますが、正常な組織にはダメージがほとんど出ないのが特徴です。

ほくろの種類によっては、炭酸ガスレーザーとQスイッチヤグレーザーの両方を併用します。

ホクロ治療におけるリスク

・ホクロや体質やレーザーによる傷の治癒により、完全に100%消えなかったり、何らかの跡が残る場合があります。ご理解下さい。

 

・熱傷、色素沈着、赤み、質感の違い、瘢痕、凸凹 

 

・治療期間中に、一時的に濃くなる、形の変化、再発、悪性化 

 

・治療期間中は日焼けを避け、日焼け止めをお使い下さい。 

ホクロの治療経過

・麻酔注射や麻酔テープをします。 

 

・表面を削る炭酸ガスレーザーと黒い色素を破壊するQスイッチヤグレーザーを照射します。 

 

・直後は擦り傷その後かさぶたになり、お顔で約1週間から2週間で傷が治ります。その間、塗り薬やテープが必要です。治療部位のみメイクはさけて下さい。 

 

・場合により施術後に赤みを二次性色素沈着が出現しますが数か月で薄くなります。 

 

・当日はシャワー可。軽めに洗顔、治療範囲が広い場合は、当日の汗をかく運動や飲酒はお控えください。 

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