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​霰粒腫

​霰粒腫とは

まぶたにあるマイボーム腺という脂を出す腺の出口がつまって慢性的な炎症が起きると肉芽腫という塊ができます。これを霰粒腫といいます。麦粒腫と異なり、細菌感染を伴わない無菌性の炎症です。

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霰粒腫の原因
マイボーム腺の機能が落ち、出口がつまることによって慢性無菌性炎症がおこります。慢性的な反応として肉芽腫が形成されます。
霰粒腫の症状

・痛みを伴わないまぶたの腫れ・異物感

・まぶたのできもの

・炎症を伴った場合はまぶたの急激な腫れや痛みが出現(=急性霰粒腫)

​眼科疾患の説明

霰粒腫の治療
腫瘤が小さければ自然に吸収されることもありますが、大きい場合は副腎皮質ステロイド薬を腫瘤に注射したり、手術で摘出したりする必要があります。急性霰粒腫に対しては、まず抗生物質などで消炎をはかります。高齢者では悪性腫瘍との鑑別が必要であることもあり、注意が必要です。
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