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院長インタビュー

K clinic  浅山恵子 院長​

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ー 浅山先生は20年以上眼科医としてのキャリアを積んでいらっしゃいましたよね?

そうです。大学院と留学先で脳生理学を研究していたこともあり、神経眼科を専攻しています。その延長で、小児の斜視弱視を含めた小児眼科外来を西葛西井上病院で担当していたこともあります。もちろん一般外来も担当していますので、今も白内障手術を含め、眼科全般に携わっています。

ー それが、なぜ美容皮膚科の世界にご興味を?

 

普通、白内障術後は「世界が明るくなりました」とか「良く見えるようになりました」と喜ぶ方が多いんです。私もそんな時に医師としてのやりがいを感じるのですが、時々、浮かない顔をする方に出会うんです。特に女性ですね。

 

ー 意外ですね。

 

気になって理由を伺うと、「鏡を見たら、自分がこんなにおばあちゃんだと知ってがっかりした」とおっしゃるんです。はっきり見えるようになったら、見たくなかった自分のシミやシワに気づいたと。

ー 女性にはショックかもしれません。

それが原因で外出をためらう方もいて。「このシワも先生が責任とって治してくださいよ」と冗談交じりに言われたのが、きっかけかもしれません。トータルなアンチエイジング治療を行いたいと思ったんです。

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考えながら、1つ1つ丁寧にお答えいただきました

ー でも、新しい分野の勉強を始めるのは、大変だったのでは?

元々、アンチエイジングの分野にも興味があったので、勉強したい気持ちは前からありました。自分の年齢を考えると、新しいことを始めるなら今しかない、最後のチャンスだと自分を奮い立たせました。

ー その後は、寝る間もないくらい忙しい毎日だったと伺いました。

未知の分野だったので、美容皮膚科だけではなく、「美」や「癒し」についてトータルに学んでみたいと思ったんです。大手美容皮膚科での研鑽はもちろんのこと、診療後や休日を最大限に使って、エステティシャン養成学校、メイクアップアーティスト養成スクール、アートメイクスクールに通いました。

ー メイクはちょっと意外です。

美容皮膚科の分野には、アートメイクがあります。一時期ニュースでも話題になりましたが、本来は医師免許がないと施術できないのを、無資格で行っているところもあります。医療分野、しかも眉やアイラインはデリケートな部分ですので、眼科専門医の知識が生かせると考えています。

また、視覚障がい者の方はご自分でメイクをするのが難しいから、ご本人はノーメイクでも普通だと思っていたのdに、「顔色がお悪いですよ」と声をかけられて、初めてノーメイクが気になったというお話を伺ったことがあります。そういう方にも、アートメイクの存在を伝えられたら、と思っています。

ー ここでも眼科でのご経験が結びついているんですね。

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カネボウのメイクアップ スクール修了証

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​アートメイク修了証

 ー 最後に、K clinicが目指すところを教えてください

 

眼科、美容皮膚科領域を含めた、大人の女性のトータルなケアが目標です。ご希望があれば私が白内障の手術も担当いたしますし、その後のシミしわの治療もいたします。

 

また、これまで「美容皮膚科は敷居が高くて」と思っていた方に、気楽に訪れていただけるよう、アットホームな雰囲気を目指しました。

 

美容皮膚科は特別な人だけのものではありません。みなさんが、頑張ってきた自分を少し好きになれるお手伝いをできたらいいな、と思います。

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笑顔で将来の展望を語っていただきました

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